プロンプトに現在のローカルブランチと、リモートブランチとの差分を表示する
gitコマンドのtab補完
gitコマンドのtab補完用スクリプトgit-completion.bashをダウンロードしてきます。この例ではダウンロードしたものを同じ名前の隠しファイルとしてhomeディレクトリに配置しています。実行権限を与えておきます。
1 2 3 |
$ wget https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-completion.bash -O ~/.git-completion.bash $ sudo chmod a+x ~/.git-completion.bash |
プロンプトに各種追加情報
次に、シェルのプロンプトに各種追加情報を表示可能にするスクリプトgit-prompt.shをダウンロードします。隠しファイルとしてhomeディレクトリに配置しています。実行権限を与えます。
1 2 3 |
$ wget https://raw.githubusercontent.com/git/git/master/contrib/completion/git-prompt.sh -O ~/.git-prompt.sh $ sudo chmod a+x ~/.git-prompt.sh |
.bashrcでの設定
以下の内容を追加で記述します。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 |
if [ -f ~/.git-completion.bash ]; then source ~/.git-completion.bash fi if [ -f ~/.git-prompt.sh ]; then source ~/.git-prompt.sh fi GIT_PS1_SHOWDIRTYSTATE=1 GIT_PS1_SHOWUNTRACKEDFILES=1 GIT_PS1_SHOWSTASHSTATE=1 GIT_PS1_SHOWUPSTREAM=auto GIT_PS1_DESCRIBE_STYLE=default export PS1="\[\033[1;32m\]\$(date +%Y/%m/%d_%H:%M:%S)\[\033[0m\] \[\033[33m\]\H:\w\n\[\033[0m\][\u@ \W]\[\033[36m\]\$(__git_ps1)\[\033[31m\]\$\[\033[00m\] " |
最後に設定を反映したら完了です。
GIT_PS1_SHOWDIRTYSTATE |
add されていない変更の存在を「*」で表示 commit されていない変更の存在を「+」で表示 |
---|---|
GIT_PS1_SHOWUNTRACKEDFILES | add されていない新規ファイルの存在を「%」で表示 |
GIT_PS1_SHOWSTASHSTATE | stash がある場合を「$」で表示 |
GIT_PS1_SHOWUPSTREAM |
リモートブランチと同期している場合を「=」で表示 リモートブランチより進んでいる場合を「>」で表示 リモートブランチより遅れている場合を「<」で表示 |
GIT_PS1_DESCRIBE_STYLE | タグが付いていたら表示? |
コメント
コメントはありません。