ruby、node、pythonのバージョン指定や切り替えをするanyenv
anyenvとは
ローカル環境で開発をするにあたって本番環境に合わせてRubyやPython、Nodeのバージョンを管理しないといけない場合がある。それぞれの言語にはバージョン管理ツールが配布されているが、使い方を都度覚えなくてはならなくて面倒。Rubyで広く使われているrbenv、PythonのpyenvなどだけでなくNodeもPHPも同じ使い方ができるツールでまとめちゃえ、というツールがanyenv。anyenv自体はrbenvやpyenv、nodenvを管理するツールという位置づけ。
インストール
ログインする都度source ~/.bash_profileしないとcomand anyenv not find.と言われてしまい、何で?としばらくハマった。OSによって異なるので確認すること。ubuntuの場合は~/.profileだった。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
$ git clone https://github.com/anyenv/anyenv.git ~/.anyenv $ echo 'export PATH="$HOME/.anyenv/bin:$PATH"' >> ~/.bash_profile $ echo 'eval "$(anyenv init -)"' >> ~/.bash_profile $ exec $SHELL -l // 以下のコマンドを叩けといわれるようになった $ anyenv install --init $ anyenv -v anyenv 1.1.0 |
anyenvの使い方
rbenv(ruby)、pyenv(python)以外にもたくさんあることがわかる。
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
// インストールできる**envの種類を確認 $ anyenv install --list Renv crenv denv erlenv exenv goenv hsenv jenv luaenv nodenv phpenv plenv pyenv rbenv sbtenv scalaenv swiftenv |
**envをインストール
1 2 3 4 5 6 |
$ anyenv install rbenv $ anyenv install pyenv $ anyenv install nodenv // それぞれインストールしたらシェルを初期化 $ exec $SHELL -l |
全envのリストを更新
1 |
$ anyenv install --update |
**envをアップデート(プラグインを導入)
1 2 |
$ mkdir -p $(anyenv root)/plugins $ git clone https://github.com/znz/anyenv-update.git $(anyenv root)/plugins/anyenv-update |
env自体をアップデート(anyenvを含む)
**env達が持っているバージョン情報を更新する。
1 |
$ anyenv update |
**envの使い方
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 |
// インストールできるバージョン $ **env install --list // rubyだけ安定版しか表示されなくなったので全部表示するには $ rbenv install --list-all // 現在セットされているバージョン $ **env version // 現在インストールされているバージョン $ **env versions // インストール $ **env install {VERSION} // グローバル環境のバージョンを指定・切り替え $ **env global {VERSION} // ディレクトリ内のバージョンを指定・切り替え $ **env local {VERSION} |
例えば$ rbenv local 2.5.0とやるとディレクトリ内に.ruby-versionというファイルが生成されて、そのディレクトリ内で使用するrubyのバージョンが固定される。
1 2 3 |
@.ruby-version 2.5.0 |
コメント
コメントはありません。